Category Archives: Stars and/or Desert

What is Artists’ book? Vancouver Art Book Fair

Misako Oba’s new artist book “Moon” is on Vancouver Art Book Fair 2021 Continue reading

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Stars and Desert「星と荒野・砂漠」のシリーズ

    ※ In English: 英語版はこちら 「It was clear that art and beauty were among those necessary things we had to provide in an emergency. (緊急時に私たちが提供しなければならなかった必要なものの中に、芸術と美が含まれていたことは明らかでした。)」 ロジャー・ ラウザー『美の香り』著者 今年2021年は、東日本大震災から10年目にあたります。また2001年9月11日に米国で起きた同時多発テロ事件からは20年。そして昨年以来、世界的に新型コロナウイルスのパンデミックに見舞われ、数多くの人々が命を落としました…。 生きていると、失うことや悲しみに遭遇します。でも、人生、辛い経験も含め何事も無駄にはならないということを覚えておく必要があります。それらが無駄にならないよう生きていかなければなりません。これらの出来事を経験したことで、私たち自身や、地域、町、都市、国々がより強く、より賢く、より温かく、より明るく、より愛情深くなるでしょう。そういう方向であって欲しいですよね。 ただ、自分の力を信じるということではありません。逆に人間の限界を理解し、弱さを素直に謙虚に認めて受け入れることで、対処の仕方も、見方も、世界観も変わります。空を見上げてみてください。 私がメッセージ性のある絵画、Stars and Desert「星と荒野・砂漠」のシリーズを創った理由と内容を以下に述べます✨💙 絵などのビジュアル・アート(視覚芸術)、音楽、その他様々な形態のアート(芸術)には、私たち自身や他の人々を癒す力、動かす力、視点を変えるがあります。私もまだアーティストでない頃から、個人的にそれらを何度も経験しました。皆さんもちょっと心を開いてみてください。 “Path, Mighty Hue” パス・マイティー・ヒュー 軌跡 … Continue reading

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エンコースティック作品の取り扱い (Proper Care of Encaustic Art)

    ※ In English: 英語版はこちら お待たせ致しました! アートに関して、いろいろとリクエストをいただいており、中でも日本国内の方々から「エンコースティック・アートの取り扱い、保管方法」に対するご質問や記事の依頼もだいぶ前からいただいていた中、ついに日本語で掲載します! そしてこの場をお借りして、昨今、そしてもちろん過去も含めて私のアートをご購入いただいた方々に深く感謝いたします。💕 制作中は必ずしも「単に楽しい」というわけではありませんが、作品はすべて、「大切な愛すべき人」や「貴重な宝石」のようなものです。私の愛、魂、気持ち、アイデア、イマジネーション、思考、知識、コンセプト、経験、そして私たちの生きている時代が、作品に凝縮されています。こういった「レイヤー(層)を重ねる」という点で、エンコースティックはまさに私に適している画材・手法でもあります。 創ったアートを手放すのが惜しかったりもしますが(笑)、新しい所有者・コレクターの方々が興味を持ってエキサイトしてくれるのをまのあたりにすると、私も更なる大きな喜びとエネルギーを感じます。作品たちが、新しい家や会社・オフィスほか様々な場所で、それらに触れる人々を祝福し、人生や気持ちが豊かになるよう、いつも祈っています。 さて、エンコースティックの画材自体、海外でも油彩などに比べても高価で、技法もバリエーションに富んで手間がかかるため、国内ではさらにこの技法を主に使っている美術家・アーティストは多くないため、確かに日本語での情報は英語に比べて少ないようです。「取り扱い方」は、気になるところかもしれません。ちなみに、今回このページにあげているアートはすべて「 Stars and Desert (星と荒野・砂漠)」のシリーズからです。 今回は購入者目線でお伝えしますが、これからエンコースティックをやってみようという制作者側の方々にも役立つと思います。 まず一番聞かれるのが、 エンコースティック作品の蝋(ろう)は暑い時期、溶けてしまわないの?   大丈夫です、溶けません。確かに日本の夏は非常に暑いですが💦、エンコースティックの構成要素である蜜ろうは通常、約65℃前後、蜜ろうを原材料としたエンコースティック絵具やメディウムは 71℃(160°F)前後で柔らかくなり始めますので、通常の生活環境で、飾ったり、保管したりする限り、問題ありません。エンコースティックは、蜜ろうに天然ダンマル樹脂(レジン)を加えたものなので、単なる蜜ろうや蜜ろう画よりも強固で 耐久性があります 。制作時は、通常93℃ (200ºF) 以上にならないと、このろう絵具エンコースティックは溶けません。 ただ一概にエンコースティック作品といってもアーティストによって使用する材料、あるいは独自に作るエンコースティック絵具の構成要素(天然ダンマル樹脂と蜜ろうの比率)によっても、溶け始め温度が多少変わります。多くの本格的なアーティスト同様、私も通常自分で作るのですが、硬さや溶解温度は「レシピ」によって変わります。 通常、エンコースティック・アートは、1.7℃〜48.9℃ (35〜120ºF)の間で保管する必要があると言われているので、このぐらいの温度を頭に入れておけば安全です。 ということで、購入したアートが溶けてしまうことはほぼ稀です。ただし、うっかり…. 👉 <重要>X 夏に駐車中の車の中に放置するのは、短時間でも高温になる可能性があるので、気をつけてください。特に作品を移動中・輸送中の温度変化にも注意が必要です。 溶けなくても、過度な高温で作品が傷んでしまいます。エンコースティックに限らず、油彩や水彩、ファインアート写真等、他種のアート・美術品でも同様ですね。 以下は避けて保管・飾ってください X 直射日光のあたる場所 X 湿気の多い場所(お風呂場/洗面所等) X 極端に暑い場所、寒い場所  … Continue reading

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Proper Care of Encaustic Art

    ※日本語版 [エンコースティック作品の取り扱い]  Japanese  Firstly, I would like to thank those who acquire my artworks recently or previously, large or small. All my artworks are like precious loved ones or gems. My love, soul, feeling, ideas, thoughts, concepts, and … Continue reading

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Stars and Desert

    ※日本語版 [星と荒野・砂漠 のシリーズ] Japanese “It was clear that art and beauty were among those necessary things we had to provide in an emergency.” -Roger W. Lowther, author of Aroma of Beauty This year marks the 10th anniversary of … Continue reading

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White Artworks

    ※日本語は以下 Turmoil, chaos, hardships occur in life. But, you could rest assured.     This work is titled “Rest in Here.”  Rest your weary wings here. “Rest in Here,” Misako OBA, 2020-2021. Mixed Media on Canvas (acrylic, oil pastel, … Continue reading

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現代抽象画とL.I.P.Y.シリーズ

Contemporary Abstract exhibition at Limner Gallery in NY includes Misako OBA’s encaustic mixed media from Stars and Desert project. This year, it became online show and the printed catalog for art collectors. The message behind her artwork [L.I.P.Y] Series can be found here. Continue reading

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Contemporary Abstract and My L.I.P.Y.

Contemporary Abstract exhibition at Limner Gallery in NY includes Misako OBA’s encaustic mixed media from Stars and Desert project. This year, it became online show and the printed catalog for art collectors. The message behind her artwork [L.I.P.Y] Series can be found here. Continue reading

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Felt Offended? Transform Your Emotion

Have you ever felt offended or upset because someone gave you a very hard time or seriously offended you? I guess anyone could have this experience. I am usually not easily bothered. However, one day I had a tremendous emotion … Continue reading

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エンコースティックって?(What is Encaustic?)

* In English: What is Encaustic? Behind The Scene(アート制作・舞台の裏がわ)にようこそ! 今日のトピック: 美術作品などで、油彩や水彩などはよく聞くけど、エンコースティック(encaustic)って何? 数年以上に渡って、私は作品に、エンコースティック(encaustic)を使っています。単独でエンコースティック画(encaustic painting)を制作する場合や、その絵具と油彩・水彩などをひとつの作品に織り交ぜたミクスト・メディアをよく制作しているのですが、最近出会った人々との会話や、展覧会の際、 「これは何で描かれているのですか?」「Encausticとは何ですか?」 とよく聞かれます。 ということで、米国でアートを始めたせいもあって、これまで英語ではencausticそのものや、その技法を紹介したことがあるのですが、今回は初めて頑張って日本語で解説します! 私の作風の特徴のひとつとして、視覚的・心理的に幾重にも「レイヤーを重ねる」というような特徴があるので、この透明感・半透明感のあるエンコースティックを、初めて知った時はワクワクしました! さまざまな要素のレイヤーを重ね、また、この画材は写真との融合も可能なのです。以来、この深くて複雑で魅惑的な媒体・絵具を試し、探究し、(シリーズにもよりますが)多くの作品に使っています。保存性にも非常に優れているこの絵具と技法には、非常に多くの方法と可能性があるので、ここで紹介するのはごく基本的なものです。 この絵具は何でできているの?  まず、エンコースティック(encaustic)というのは、「蜜ロウ・天然樹脂(ダンマル樹脂*)・顔料から成る固形絵具」です(写真右)。エンコースティック自体は、簡単にいえば、ロウ絵具ですね。でも美術品を制作にあたっては長期保存を前提にしているので、原材料は一般に使われるものより厳選されています。蜜ロウ(beeswax)にも様々な種類があり、精製された白っぽいものを使いますが、自分で絵具を作る場合も、質や、あとで顔料と混ぜる際の色の発色等も重要なので、ケミカル(薬品)で白く精製されたものは私は使わないようにしています。 固形のエンコースティックを溶かして塗り、一筆ごとに、ヒートガンやバーナー🔥で、塗った層をくっつけて融合・定着させていくので、かなり手間がかかります。日本語だと「焼き付け画」といってわかる人もいるのでしょうか。 欧米、特に米国や英国では、この絵の具、技法画材使っている美術家(アーティスト)も多く、専門の美術館もあるぐらいですが、確かに油彩や水彩、アクリル画などに比べると多くありません。(エンコースティック自体が、概して油絵の具よりも高価であり、描画技法や必要な様々な道具をそろえる手間もコストもかかる、ということも一因かもしれません。)一般の人では知らない人もいます。  さらに日本では、芸術・美術界でさえも、まだまだ認知度が低い画材・絵の具であることを実感しました。とても魅力ある絵具・画なので、日本でももっと広まって欲しいと期待しています。ただ、日本のある美術家の方からは、「扱いが面倒で厄介なため、あまりこの技法を使う画家はいない」と聞きました。 ちなみに、私が始めた頃は、日本語はみかけなかったのですが、近年は、やっと「エンカウスティック」「エンカウスティーク」などと書かれたり呼ばれたりしていますが、私は今のところ、英語に一番近い発音[inkɔ́ːstik]で、日常的によく聞いていて自然な「エンコースティック」を使うことにしています。 注意! オンライン辞書などでは、encausticはロウを使った絵具なので、よく「蝋画(ろうが)」「蝋画技法」などと訳されているのを見かけます。私も当初は日本語では「蝋画」や「蜜蝋画」と言うのかな?と思って使っていたこともありましたが、実は欧米のこのエンコースティック技法(私の作品にも使っている技法)は、1950年代に広まったという日本の蝋画とはまったく手法が異なるということがわかりました。そこで、まぎらわしい誤解を防ぐため、私は蝋画という言葉を避けています。 このエンコースティックは、国内の画材専門店などに足を運んでも、販売しているのを見たことがなく、ギャラリーや日本語のオンライン販売もカナダなど北米からのもので種類も限られていて、輸入のせいか値段もさらに高価になるので、趣味でちょっと試すにはいいかもしれませんが、大型作品の制作や美術品としての長期保存や材質・種類にこだわりがあるとまだ選択肢が少ないので、日本で制作する場合も仕方なく、結局すべてアメリカで購入したもの(画材・関連材料や道具)を使っています。 ただ、私も最初は市販されたものだけを使っていましたが、作る作品が大きくなるにつれて、また多くのアーティストがそうであるように、エンコースティック技法の経験を積むにつれて、自分の作品にあった「レシピ」を研究し、以下の写真のように、描く時に一番必要なミディアム(メディウム)は、自分で材料を溶かしてを作るようにもなりました。また顔料を加え必要な色の絵具も作ることもあります。 国内ではまだフルに充実したエンコースティック画材の販売や技術が紹介されていないので、美術家の間でも認知度が低いのも仕方ないのかもしれません。(ちなみに描画過程で必要なガスバーナーだけはイワタニで良いものがあって米国のアーティスト間でも評判が良いので、私の「ガスバーナー・コレクション」に加えました!。) 構成要素・原材料のひとつであるダンマル樹脂は、東南ア ジアに生育する常緑樹が分泌する天然樹脂(結晶化した樹液)で、英語で Dammar crystal(ダンマル・クリスタル)とも言われるように、色は透明に淡黄色からちょっと褐色ががったものまであります。写真は私が米国で購入したもの。日本でも同じようなものを画材店やアマゾン等で購入できるようですが、種類が異なるかもしれません。 やわらかめの石のようなこの樹脂を、約200℉(摂氏約94℃)ぐらいで沸騰しないように溶かし、そこに分量どおりの蜜ロウを加えて、すべて液体になるまで溶かしていきます。先に蜜ロウを溶かす人もいますが、融点がダンマル樹脂の方が高いので、私は先に樹脂を溶かすこの方法でエンコースティックのベースとなるミディアム(メディウム)を作っています。 蜜ロウとダンマル樹脂の比率 の “レシピ”は、出来上がったときの固さ、使い勝手、用途・好みに応じて変えます。テクスチャーや溶解温度も変わってくるため繊細なプロセス。 各画材メーカーや、作るアーティスト自身によって異なります。私も用途・好みでレシピを使い分けています。私はこれらを創作プロセスにおける「錬金術」と考えています。 というのも、このロウの絵具の作り方次第で、固さや輝きほか、自分のアート作品に合わせてコントロールすることもでき、また作品に与える影響も可能性があるからです。 出来上がったこの半透明のミディアムは単独で使用することができ、また顔料を加えて着色して使用することもできます。私も、このあと再びとかして、顔料を加えて色のついた絵具を作ったりします。 … Continue reading

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