Monthly Archives: April 2020

Felt Offended? Transform Your Emotion

Have you ever felt offended or upset because someone gave you a very hard time or seriously offended you? I guess anyone could have this experience. I am usually not easily bothered. However, one day I had a tremendous emotion … Continue reading

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エンコースティックって?(What is Encaustic?)

* In English: What is Encaustic? Behind The Scene(アート制作・舞台の裏がわ)にようこそ! 今日のトピック: 美術作品などで、油彩や水彩などはよく聞くけど、エンコースティック(encaustic)って何? 数年以上に渡って、私は作品に、エンコースティック(encaustic)を使っています。単独でエンコースティック画(encaustic painting)を制作する場合や、その絵具と油彩・水彩などをひとつの作品に織り交ぜたミクスト・メディアをよく制作しているのですが、最近出会った人々との会話や、展覧会の際、 「これは何で描かれているのですか?」「Encausticとは何ですか?」 とよく聞かれます。 ということで、米国でアートを始めたせいもあって、これまで英語ではencausticそのものや、その技法を紹介したことがあるのですが、今回は初めて頑張って日本語で解説します! 私の作風の特徴のひとつとして、視覚的・心理的に幾重にも「レイヤーを重ねる」というような特徴があるので、この透明感・半透明感のあるエンコースティックを、初めて知った時はワクワクしました! さまざまな要素のレイヤーを重ね、また、この画材は写真との融合も可能なのです。以来、この深くて複雑で魅惑的な媒体・絵具を試し、探究し、(シリーズにもよりますが)多くの作品に使っています。保存性にも非常に優れているこの絵具と技法には、非常に多くの方法と可能性があるので、ここで紹介するのはごく基本的なものです。 この絵具は何でできているの?  まず、エンコースティック(encaustic)というのは、「蜜ロウ・天然樹脂(ダンマル樹脂*)・顔料から成る固形絵具」です(写真右)。エンコースティック自体は、簡単にいえば、ロウ絵具ですね。でも美術品を制作にあたっては長期保存を前提にしているので、原材料は一般に使われるものより厳選されています。蜜ロウ(beeswax)にも様々な種類があり、精製された白っぽいものを使いますが、自分で絵具を作る場合も、質や、あとで顔料と混ぜる際の色の発色等も重要なので、ケミカル(薬品)で白く精製されたものは私は使わないようにしています。 固形のエンコースティックを溶かして塗り、一筆ごとに、ヒートガンやバーナー🔥で、塗った層をくっつけて融合・定着させていくので、かなり手間がかかります。日本語だと「焼き付け画」といってわかる人もいるのでしょうか。 欧米、特に米国や英国では、この絵の具、技法画材使っている美術家(アーティスト)も多く、専門の美術館もあるぐらいですが、確かに油彩や水彩、アクリル画などに比べると多くありません。(エンコースティック自体が、概して油絵の具よりも高価であり、描画技法や必要な様々な道具をそろえる手間もコストもかかる、ということも一因かもしれません。)一般の人では知らない人もいます。  さらに日本では、芸術・美術界でさえも、まだまだ認知度が低い画材・絵の具であることを実感しました。とても魅力ある絵具・画なので、日本でももっと広まって欲しいと期待しています。ただ、日本のある美術家の方からは、「扱いが面倒で厄介なため、あまりこの技法を使う画家はいない」と聞きました。 ちなみに、私が始めた頃は、日本語はみかけなかったのですが、近年は、やっと「エンカウスティック」「エンカウスティーク」などと書かれたり呼ばれたりしていますが、私は今のところ、英語に一番近い発音[inkɔ́ːstik]で、日常的によく聞いていて自然な「エンコースティック」を使うことにしています。 注意! オンライン辞書などでは、encausticはロウを使った絵具なので、よく「蝋画(ろうが)」「蝋画技法」などと訳されているのを見かけます。私も当初は日本語では「蝋画」や「蜜蝋画」と言うのかな?と思って使っていたこともありましたが、実は欧米のこのエンコースティック技法(私の作品にも使っている技法)は、1950年代に広まったという日本の蝋画とはまったく手法が異なるということがわかりました。そこで、まぎらわしい誤解を防ぐため、私は蝋画という言葉を避けています。   このエンコースティックは、国内の画材専門店などに足を運んでも、販売しているのを見たことがなく、ギャラリーや日本語のオンライン販売もカナダなど北米からのもので種類も限られていて、輸入のせいか値段もさらに高価になるので、趣味でちょっと試すにはいいかもしれませんが、大型作品の制作や美術品としての長期保存や材質・種類にこだわりがあるとまだ選択肢が少ないので、日本で制作する場合も仕方なく、結局すべてアメリカで購入したもの(画材・関連材料や道具)を使っています。 ただ、私も最初は市販されたものだけを使っていましたが、作る作品が大きくなるにつれて、また多くのアーティストがそうであるように、エンコースティック技法の経験を積むにつれて、自分の作品にあった「レシピ」を研究し、以下の写真のように、描く時に一番必要なミディアム(メディウム)は、自分で材料を溶かしてを作るようにもなりました。また顔料を加え必要な色の絵具も作ることもあります。 国内ではまだフルに充実したエンコースティック画材の販売や技術が紹介されていないので、美術家の間でも認知度が低いのも仕方ないのかもしれません。(ちなみに描画過程で必要なガスバーナーだけはイワタニで良いものがあって米国のアーティスト間でも評判が良いので、私の「ガスバーナー・コレクション」に加えました!。) 構成要素・原材料のひとつであるダンマル樹脂は、東南ア ジアに生育する常緑樹が分泌する天然樹脂(結晶化した樹液)で、英語で Dammar crystal(ダンマル・クリスタル)とも言われるように、色は透明に淡黄色からちょっと褐色ががったものまであります。写真は私が米国で購入したもの。日本でも同じようなものを画材店やアマゾン等で購入できるようですが、種類が異なるかもしれません。   やわらかめの石のようなこの樹脂を、約200℉(摂氏約94℃)ぐらいで沸騰しないように溶かし、そこに分量どおりの蜜ロウを加えて、すべて液体になるまで溶かしていきます。先に蜜ロウを溶かす人もいますが、融点がダンマル樹脂の方が高いので、私は先に樹脂を溶かすこの方法でエンコースティックのベースとなるミディアム(メディウム)を作っています。 蜜ロウとダンマル樹脂の比率 の “レシピ”は、出来上がったときの固さ、使い勝手、用途・好みに応じて変えます。テクスチャーや溶解温度も変わってくるため繊細なプロセス。 各画材メーカーや、作るアーティスト自身によって異なります。私も用途・好みでレシピを使い分けています。私はこれらを創作プロセスにおける「錬金術」と考えています。 … Continue reading

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